情報処理学会論文誌に,佐藤研究室所属の学生が執筆した論文が採択され,出版されました.
車線分割に基づきエッジサーバを配置したダイナミックマップシステムのスケーラビリティ向上
- 細野 航平,槇 晶彦,渡辺 陽介,高田 広章,佐藤 健哉
- 情報処理学会論文誌
- 近年,自動運転車両に搭載されたセンサ情報を無線通信経由で共有し安全性と効率を目指した協調型自動運転の研究が始まっている.さらに,共有したセンサ情報を管理してアプリケーションを実行するための情報通信プラットフォームであるダイナミックマップシステムが検討されている.しかし,インターネット上のクラウドで動作するダイナミックマップシステムでは,センサ情報を送受信する車両台数が増加した場合,スケーラビリティに関しての懸念がある.そこで,クラウドで管理している情報を地理的に分散配置したエッジサーバにおいて管理することで,アプリケーションを効率的に実行可能になると考えられる.また,移動する車両に対してエッジサーバとの接続や,エッジサーバ間での連携が問題となる.本稿では,車両が走行する道路上のエリアを「レーンセクション」として分割し,それに基づいたIDを用いてエッジサーバを割り当てるダイナミックマップシステムを実装し,管理する車両の台数に応じた処理遅延のスケーラビリティを評価することで,エッジサーバ割当て方式の有効性を検証した.
- DOI:10.20729/00211095
http://doi.org/10.20729/00211095